デッキ紹介 ~魔導フォーチュンレディ~
半年ぶりにブログを書いています。うだです。
今回は本日公開のvs剛鬼極神
で使用した【魔導フォーチュンレディ】のデッキ紹介記事になります。好き放題回して編集の手間をかけまくり、sauminくんには申し訳ないと思っています。
※新規判明後の微妙な時期での投稿ですが、RISING RANPAGEで登場するフォーチュン新規は入っていません。ご了承ください。
(2019.04.03 RISING RANPAGE新規公開に伴い、本デッキの今後の見通しについて追記しました。)
はじめに
普段は動画内のデュエル後トークでデッキの解説を済ませてしまうのですが、何も考えていなかったためシナジーが複雑で説明が長くなってしまうため、今回はブログに回すことにしました。
強化される予定のフォーチュンレディを新規なしで動画に出すことにはちょっと抵抗もありましたが、今の魔導フォーチュンが僕のお気に入りデッキで、かねてから使いたいと思っていたこと、
現時点で明らかになっている《フォーチュン・ヴィジョン》が純【フォーチュンレディ】をサポートしていて、魔導中心の僕の構築にはあまり影響なさそうであることから、新規が判明しきる前に動画に出すことにしました。
たぶん残りの新規でフォーチュンを展開するカードが出て、純構築でも上手く戦えるようになるものと推測しますが、魔導やシャドールと混ぜた本構築でもフォーチュンたち(2種採用を諦めていますが)のポテンシャルの高さはハッキリ表れます。
1.デッキ内容
以下がデッキ内容です。(リンクはwiki)
【モンスター 27枚】
魔導書士 バテル×3
【魔法 33枚】
グリモの魔導書×3
セフェルの魔導書×3
ヒュグロの魔導書×3
ルドラの魔導書×2
ネクロの魔導書×2
アルマの魔導書×2
ゲーテの魔導書×2
トーラの魔導書×1
死者蘇生×1
影依融合×3
円融魔術×1
名推理×1
隣の芝刈り×2
手札抹殺×1
【エクストラ】
2.デッキの解説
前述したとおり、魔導中心の構成になっています。
フォーチュンレディ(以下FL)は、万能リクルのライティー、FLが戦闘に勝ったらFLを蘇生(t1なし)というキチガイじみた展開力を持つダルキー、2ドローを可能にするウォーテリー、除去+バーンのファイリーと、強力な効果が揃ってはいるのですが、単体で動けるカードはなく、手札に固まったら何もできません。
そのため、採用数を最低限まで絞り、デッキ枚数を膨らませて、魔導やシャドールでゆっくりアドを稼いでゲームを遅らせながら墓地を肥やします。
墓地を肥やしさえすれば、FL側はダルキーの蘇生からウォーテリーのドローとファイリーの除去を連打でき、魔導側はネクロで好きな魔法使いを蘇生できるようになるほか、対象を取らない除外であるゲーテを撃ち続けられるため、墓地を稼ぐための魔法も色々入れています。詳細は後述します。
墓地を肥やしながらダルキーを出して戦闘を通して蘇生、という流れがデッキの基本戦術になります。
魔法使いを2体展開さえすればクロウリーに変換できるのも大きいです。
従来の魔導ではグリモかバテルに触れないとジリ貧でしたが、クロウリーを出すと大体どっちかには触れるのが非常にありがたいです。このデッキにはライティーを起動できるカードはルドラしかありませんが、クロウリーがいるおかげで困ることはありません。
そういうわけで魔法使いを展開するカードも入れています。詳細は後述し略
FLのサーチは考えていないため(そもそもライティー以外は手札に来てほしくない)、めくれない時は本当にめくれません。
そういう場合は魔導の上級やシャドールの融合をゲーテで守りながら戦います。
魔導書事故や上級事故を起こしたらおとなしくサレンダーしましょう。
3.カード解説
適当に入ってるカードの説明をしていきます。
フォーチュンを支える魔導書たち
魔導書を要求するネクロとセフェルを積極的に使っていくので、採用は多めです。
・グリモ
説明不要の万能サーチ。初手にあると脳汁出ます。
・ヒュグロ
1000パンプ+戦闘勝ちしたらサーチ。ダルキーの戦闘を通すために活躍します。
セフェルで重ねがけすると2000パンプしつつちゃんと2枚サーチもできるので、完全耐性を抜く時などに活躍します。
・ルドラ
切って2ドロー。事故回避の手札交換のほか、ライティーを起動させたり、ゲーテの墓地コストを確保したり、使い終わったネクロをアドに変換したり、八面六臂の活躍をするスーパーカードです。
・アルマ
個人的に魔導書の中で最も好きなカードです。手軽に除外を再利用しつつ墓地の魔導書カウントが1増えるアルマのおかげで魔導のリソース管理はとても楽しい。
・セフェル
上記4種の魔導書はこれのおかげで2回撃てます。ヒュグロを重ねがけして2枚サーチも気持ちいいし、ルドラでライティーを2回使えると非常に楽しいです。
・ネクロ
墓地の魔法使いを除外コストに魔法使い蘇生してコストの分だけレベルアップ。
フォーチュンのレベルを上げることで打点を高め、ウォーテリーを起動させることもできる、【魔導フォーチュン】というコンセプトを支え続けてきた強カードです。
・トーラ
ヒュグロをかけたモンスターの戦闘が通らないとほぼ負けなのでトーラの存在は貴重です。
・ラメイソン
ドロー追加も強力ですが、墓地を肥やすこのデッキでは破壊された時のリクル効果が強く、ドローを嫌がって破壊したらカトブレパスが出てきて詰んだりトールモンドが出てきてめちゃめちゃアドとったりします。
魔法使いとサポートカード
実はかなり強力な制圧効果を持つモンスターで、フォーチュンにおいて墓地を肥やしていくメリットのひとつになります。
打点は1800とそこそこなので、nsした下級に抜かれるのが常ですが、ゲーテでnsを潰すと詰むデッキは詰むので蓋としてはなかなか優秀です。
呪眼にもカトブレパスモンスターが増えたのでテーマ化される日も近いと言えるでしょう(?)
・バテル
ライティーと召喚権を食い合ったり名推理でめくれて悲しい気持ちになったりしますが、FLは先攻やることがないのでバテル君にすべてを託します。
・テンペル
魔導がかつてやっていたようにジュノンやトールモンドで盤面を返すほか、ダルキーを出すこともできます。制約はウォーテリー・ファイリーの蘇生には引っかかりませんが、ネクロで蘇生したモンスターがレベル5以上になっていると引っかかるので注意。
・ジュノン
言わずと知れた魔導書のエース。魔導書3枚叩きつけながら彼女を出すのが好きなのも魔導書が多めな理由の一つです。
・トールモンド
手札にくるとどうしようもない代わりに超気持ちいい全体除去を提供してくれる魔導の切り札。大好きなのでこいつの事故をどうにかできる新規魔導書ください。
・Em
墓地を肥やすし、盤面の魔法使いを稼ぎたいし、相手ターンをしのぎたいこのデッキはEmトリオとの相性は抜群です。
動画内でも使っていますが、トラピーズは2回攻撃を付与できるので、ダルキーやヒュグロの獲得するアドを増やすこともできます。あまり並びませんがクインテットは2回攻撃しても破壊されません。
・ディメンションマジック
上級が手札に固まりがちなので試しに1枚挿してみましたが、なかなかいい働きをします。速攻魔法なので追撃に使えるほか、何気に対象を取らないフリチェ破壊なので除去としても悪くありません。
・円融魔術
墓地肥やしを積んでいるうえ、下級を展開してクロウリーを出すこのデッキはクインテットが非常に出しやすく、強いです。思うようにFLが落ちない時にミドラを出しリンク素材にして影依融合を回収し、好きなFLを落とせるようにする流れも強力です。
シャドール
・影依融合
ご存知最強後攻カード。FLたちは属性がバラバラなので状況に応じた融合体が出せますし、手札にいるダルキーのリリースをアド損なしで確保することもできます。
また、ミドラを出すことで、ネクロの除外コストになるシャドールと蘇生したいダルキーを同時に確保できるのが非常に強力です。
・ビースト
レベル5なのでネクロダルキーの除外コストに使うと打点4000まで稼げます。強い!(こなみ)
一応テンペルに対応しているので、リクル対象がなければ仕方なく出すこともあります。テンペルの制約で融合ができなくなるのでやりたい場面はあまりありません。
・ドラゴン
このデッキでは1900の下級魔法使いである点が優秀で、手札に来てもヒュグロで殴るアタッカーとして活躍します。
・ミドラ
魔法使いなのでクロウリーの素材になり、ヒュグロで3200のアタッカーになり、ゲーテで守れる制圧になり、ネクロで蘇生でき除外コストとしても優秀、非常に頼りになるカードです。デッキの裏エースと言っても過言ではない。
展開・墓地肥やし札
・名推理
星4がもっとも多いですが、Emは特性上デッキから減っていきますし、星4より他がめくれる方がずっと多いのであんまり当てられません。
メインのモンスターは全て魔法使いなので強くないカードがめくれてもクロウリーの素材になります。ウォーテリーが起動したり上級が出てきたりしたらラッキー。
さらに魔導書が落ちるとリソースになります。
・手札抹殺
上級事故や魔導書事故から救ってくれます。
・居合いドロー
落ちすぎた魔導書を戻したり、出張なために数が少ないシャドールを戻して融合回数を増やしたり、サーチ先が枯渇したジャグラーを復活させたりすることができます。
上級は手札にいるより墓地にいた方がうれしいので、手札コストが役に立つこともあります。
エクストラ
ストラクRで登場した新規。リンク先に魔法使いが特殊召喚されるだけで除去の条件が満たせるので、汎用的な働きをします。
・パズロミノ
シャドール融合を魔法使いに変換することでクロウリーの素材になったり、FLの打点を上げたり、SS札を除去に変換したり、幅広く活躍します。
・アストラム
クロウリー、デイブレ、パズロミノと、リンク2が並ぶことが多いので、耐性持ちを倒す手段として採用しています。バランスのいい性能が大好きで20thシクを買ってしまいました。
4.その他採用候補
アーシーは打点要員として、ウインディーはバック破壊として、どうしても入らないとは言えない性能なのですが、事故の原因なので抜けました。FLサポートが増えることで活躍しやすくなることを願っています。
墓地の魔導書をリソースとして使えるカードの1枚です。
上記アーシー(とウインディーを素材に出てくるウェンディゴ)を素材にランク6を立てることもでき、t1もなく墓地がある限り無限にわき続けるスペックの高いカードです。ただ事故がね……。
・モンゲ
使い終わったバテルなどをうまくFLや上級に変換できると強いのですが、Emセットを入れたので相性が悪く抜けました。
wikiに実用的っぽい無限ランク5コンボが書かれているけど使ってみるとただの事故カードなことで有名。
魔法使いレベル5×2で出せるトリスが居合いドローと好相性なので併せて採用したかった。ただ事故がn(ry
未発売なので入っていませんが、相手ターンをしのいでゆっくり戦いたいこのデッキとは相性抜群です。
事故らない最上級というのも強く、ネクロの除外コストとして優秀です。魔法使い強化の流れウレシイ…ウレシイ…
枠がないので入っていませんが、円融クインテットのために墓地を稼いだり、ネクロのコストになったり活躍できるので入れてもいいと思います。
・141
ご存知最強展開カードなのですが、手札を減らしたくないのとライティーにそれほど依存してないので不採用です。
おわりに
以上でデッキ紹介は終わりになります。
今の形が気に入っているので、フォーチュン強化によって「魔導混ぜる意味ないなコレ」ってなってしまうのが怖いですが、新規でアップグレードされたものもそのうち使いたいなと思っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。ではでは。
追記:RIRA新規登場後の魔導フォーチュン
RIRA新規、公開されましたね!10年放置されてきたのにいきなり強いカードをもらえて嬉しいです。
使い道の考察等はwikiや各ブログ様にお任せするとして、このデッキの今後の見通しについて追記しておきます。
コーリングという強力な初動と、ヴィジョンというサーチを手に入れ、フォーチュンレディはテーマとしての動きを手に入れることができました。
一方でフォーチュンが手札に固まると何もできないという点は変わりませんし、
妨害や打点の確保が課題であり、ネクロとゲーテがそれを解決してくれるのは変わりない(そのうえリワインドやヴィジョンというシナジーある新規まで貰えました)ので、
魔導書+フォーチュンレディという形は崩さず組んでみたいなと思います。
フォーチュンの展開を阻害するテンペルとトールモンドが抜けるのはとりあえず確定で、魔導書と墓地肥やし札も採用数を絞ることになると思います。
シャドールやEmについては新規を使ってから考えてみます。
ラメイソンとフューチャー・ヴィジョンのどちらをフィールド魔法として優先するかも回してみて決めたいと思います。
コーリングの制限はシンクロのみなので、エヴァリーを素材にクリスタルを立てておき、妨害と次ターン除去を構えられるとなかなかいいんじゃないかと思います。
ハリからライザーを立ててエヴァリーとクリスタルを出すのであれば、星6のアーシーも採用できますね!(?)
今からRIRAの発売が楽しみです。