デッキ紹介 ~炎王炎星~
こんにちは。放課後Dtimeのエクシーズ担当(?)、うだです。今日もデッキ紹介をしていきます。
今回のデッキ紹介はvsGLの無限起動で使用した【炎王炎星】になります。
動画はこちらです。
デッキ内容
以下がデッキ内容です。(リンクはwiki)
【モンスター 24枚】
炎王獣 バロン×2
炎王獣 キリン×1
暗炎星-ユウシ×2
猛炎星-テンレイ×1
殺炎星-ブルキ×1
立炎星-トウケイ×2
【魔法 19枚】
RUM-七皇の剣×1
炎舞-「天キ」×3
炎舞-「天枢」×3
真炎の爆発×3
炎王の孤島×3
炎王炎環×2
貪欲な壺×1
【罠 3枚】
炎舞-「天セン」×1
【エクストラ】
魁炎星王-ソウコ×1
炎星候-ホウシン×1
獣神ヴァルカン×1
コンセプト
このデッキのコンセプトを語るには 、炎王と炎星の屈辱の歴史について語らねばなりません。割とどうでもいい話なので次項まで飛ばしてもらってもかまいません。
2012年、ストラクで一気に登場した炎王は、登場当初は執拗に墓地から現れてはフィールドを蹂躙し、高打点を押しつけていくガルドニクスの圧倒的な性能でブイブイ言わせていましたが、No.101の登場によって星4×2で手軽に完全攻略されてしまうようになり、守備表示で出されては誰にでも戦闘破壊される哀れな焼き鳥となってしまいました。
そして炎星は、圧倒的なアドバンテージ獲得能力で8期に君臨していましたが、炎舞の永続効果によって勝手に攻撃力が上がっている彼らをパリンパリン叩き割れるラグナゼロの登場によって、涙をのむことになりました。
つまり、ZEXAL期の炎テーマは、後発の水エクシーズに虐げられる宿命にあったのです。陽炎獣は実際に組まれたのを見たことないので何に弱いとかよくわかりませんが……
しかしそれも今は昔。今回のコンセプトは、天敵であったナッシュとメラグをも取り込み、最強の軍団を作り上げることです!
基本はワシンジン+ユウシのコンビネーションでソウコを割り、2体展開する動き(以下「ソウコ展開」と呼びます)を繰り返す型の炎星に、ガルドニクスを中心とした炎王と、セルフ破壊を活かしたカードを組み合わせています。
このデッキは、不死鳥ガルドニクスを中心として、5体のエースを使っていきます。
まずはデッキの核となる大型エースたちについて説明していきます。
カード解説
炎星の名前は判別しにくいと思うのでこまめにリンクを貼ります。ぜひ参照してください。
炎王神獣 ガルドニクス
エースその1。炎王の切り札。効果破壊された次スタンに蘇生してモンスターを吹き飛ばします。
当然破壊以外の除去には弱いので、炎環やポーションを使って自ら破壊していきます。
CNo.101 S・H・Dark Knight
エースその2。ご存知バリアンの王ナッシュの切り札。素材消費なしの除去効果を持ちます。
破壊されることで自己再生+ライフ回復をしたうえでもう一度除去効果を使うことができますが、まあ当然相手は破壊してくれません。そのためにセルフ破壊でアドバンテージを稼げる炎王と組み合わせて割っていきます。
またデストラクトポーションと併用することで5600ものライフゲインができます。
RUMの確保が課題になりますが、ランク3を容易に出せる炎星はリバリアン→七皇の剣を扱うことができます。リバリアンを立てる余裕がない時は、汎用ランク4としてアークナイトを使うことができるのもグッドです。
なにより、リバリアンで確定されたトップ七皇を、「バリアンズカオスドロー!」の掛け声とともにドローする瞬間の快楽は筆舌に尽くしがたいので、ぜひ体験してください。
リンクメイル・デーモン
エースその3。デバフ効果となかなかの耐性、優秀なマーカーを持つリンク4です。
ソウコ展開によって自然にXを含んだモンスターで盤面がいっぱいになる今の炎星は、このカードを出しやすいです。また、X召喚に2体モンスターを使っても、蘇生を使えるためにリンク数を損しないリバリアンとの相性が良いです。
破壊耐性を持つため、ガルドニクスや孤島のデメリットに巻き込まれても生き残れます。
ヴァレルガード・ドラゴン
エースその4。ヴァレルではあまり使われない日陰者ですが、炎星では英雄です。
ソウコ展開の最中に出して横にマーカーを伸ばしつつ、使い終わった炎舞を切って自分で割ったソウコを蘇生する、という強力な動きを持ちます。蘇生したソウコはリンクメイルの素材にするなりさらに叩き割るなり大活躍させてやりましょう。
もちろんヴァレガも効果では破壊されないため、(以下略
相手が対応できなければ、ヴァレガ+リンクメイルの状況からガルドニクス蘇生で相手だけ盤面を流し、8500通して勝ってしまうこともあります。
ファイアウォール・X・ドラゴン
エースその5。フィニッシャー枠です。 リンクメイルとの相性の良さは言わずもがなです。リュウシシンを使い切った炎星は、大幅な展開をするには召喚権が足りなくなるため、ウルフバーク1枚で実現できる強力な選択肢として投入しています。
残りの採用カードのほとんどは、ホウシンを出してトウケイからワシンジンを出して展開する一般的な炎星の採用カードと、使いやすい炎王カードで構成されているため、特筆すべきものだけ記述していきます。
ラグナゼロ
このデッキでの仕事は、ヴァレルロードと並べて1妨害の構えを取ることと、炎舞でテンション上がっている炎王獣たちを破壊してアドを取ることです。味方についてもやることは同じだ。
※ラグナゼロは相手しか割れませんでした。(2019.10.17)
ソウコ展開の中でリバリアンによる蘇生を行い、ソウコによってリュウシシンと一緒にリクルしたバロンやガネーシャを割っていくのが理想です。
エンショウ
ユウシの対になるカードですが、ユウシほど汎用性が高くなく、召喚権を割くほどの性能とは言い難いため投入を見送られがちなカードです。
ソウコを叩き割るこのデッキでは、ユウシと同時にリクルートしてバックを割る仕事ができるうえ、モンスターだけでなく魔法罠も破壊できた方がワシンジンの全能感が増して気持ちいいのでピン挿ししています。
孤島
水属性でも構わず割っちまううえ、破壊とサーチは同時なのでダークナイトを起動させる素敵な島です。
炎王を割った時の強さは言わずもがなですが、手札でダブついているトウケイやタイヒョウを破壊することで即座にチョウテンnsから展開することもあります。
ヴァルカン
3軸炎星において、アド回復と除去を兼ねるエースカードです。このデッキは炎舞の採用を絞っているため、それらがどうしてもめくれず孤島で戦っている時は、孤島を戻して相手ターンに割られないよう守ることもあります。
コウカンショウ
先攻では機能しませんが、2ターン目以降でソウコ展開をする場合は残りリュウシシンの数を回復しつつ除去を行える有能カードになります。
先攻でソウコ展開をやりたいのであればエメラルのほうがいいのですが、七皇をいれてデッキ枚数を増やしているため即座にソウコ展開に移りにくいうえ、炎星を優先した方がかっこいいためこちらを採用しています。
その他採用候補
ヴァレルソード・ドラゴン
なぜ入っていないのか?と思う方もいるかもしれませんが……
入れるとこいつを出すだけでキルラインに届いてしまって何も面白くないからです。(迫真)
勝率を上げるのであれば入れてください。
勝ちたいやつはそもそもこんなデッキ組まない?そりゃそうよ
水晶機巧-ハリファイバー+炎星皇チョウライオ+灰流うらら
星3+ハリファイバーの盤面を作ることができれば、
1.ハリでうららを出す。
2.うららと星3でチョウライオを出す。
3.チョウライオで切ったうららをそのまま回収。
という手順で実質うららサーチを行える炎星の黄金ムーブセットです。
ランク3はリバリアンかチョウライオかどちらかしか使わないゲームが多かったので、こちらを切りました。たぶんこちらをやった方が強いです。
鎖龍蛇-スカルデット
七皇を投入するデッキでは自然に採用が検討される1枚。
展開力過剰ぎみのデッキでもあり、サーチできない爆発を拾えるとおいしいので相性はいいのですが、ワシンジンは1ターンに1度しか特殊召喚できない制約があるため素材にしたくなく、メインモンスターゾーンにこいつを出してもあまり強くないので見送っています。
炎舞いろいろ
炎舞がないとワシンジンの効果を発動することができず、このデッキは一気に弱くなってしまいます。
そのため枚数を増やしたいのですが、天キと天枢以外はパワー不足が著しく、枚数を増やすのは難しいのが現状です。この辺りは新規に期待ですね。
終わりに
現在、炎星にはTCGにて11枚もの新規が来るという発表があります。
前回のフォーチュンもそうでしたが、最近デッキを使うと新規が来てうれしいですね。
新規が出たらまた新規入りで回していきたいなと思いますので、よろしくお願いします。ではでは。