オッドアイズ魔導獣のススメ
というわけでまたまたこんにちは。放課後Dtimeのうだです。
ギミパペの記事が存在意義を消失したため、現状このブログには遊戯王的に意味のある情報がありません!よってデッキ紹介をしていきます。
今回紹介するのは、↓本日投稿された魔導獣vsF.A.↓
にて使用した【オッドアイズ魔導獣】です。
はじめに
最初に断っておきたいのですが、EP18に合わせた動画を当初から企画していたわけではなく、僕は撮影に間に合わせて魔導獣を組み、投稿に間に合わせてブログを書きました。よって十分な情報収集を行っているとは言えないかもしれません。
つまり、構築も紹介も基本的でn番煎じなものになってしまっていると思います。
魔導獣使いの方から見れば構築や理解が拙い点もあるかと思いますが、ご了承のほどお願い致します。
それでも記事を書いているのは、今ぼくは魔導獣を回しながら「ウワこれ楽しい!」となっており、少しでも使い手が増えてくれればなと願っているからです。
そういうわけで基本的なところから紹介、というかPRしていきたいと思います。
1.「魔導獣」とは?
EXTREME FORCEでカテゴリ化された魔法使い族テーマです。
太古の昔よりOCG界に存在した《魔導獣 ケルベロス》のリメイク&テーマ化であり、追加分は「ペンデュラム・スケール4・魔法使い族・光または闇属性」で統一されています。
該当するすべてのモンスターが魔力カウンターを乗せて戦い、またペンデュラムモンスターは、共通で「他のスケールが存在しない場合に発動し、破壊」して起動するP効果を持っています。
スケール統一であることからもわかるように、P召喚させる気がない、非常に特徴的なテーマデザインのペンデュラムとなっています。
また魔力カウンターを扱う由縁からか、エンディミオンとの関係が関連カード(魔導研究所)のイラストで示唆されています。
エンディミオンと魔導(たちの所属している魔導書院ラメイソン)はマスターガイドで同一世界の同業者たちであると言及されており、魔導と召喚獣は大魔導師アレイスター・クロウリーの存在で繋がっています。
こうして魔法使いたちの関連が示唆され、世界観に広がりを持たせているのもOCGの魅力と言えるでしょう。
脱線してきたのでデッキ紹介に入ります。
2.デッキ内容
【モンスター 25枚】
魔導獣 ガルーダ×3
混沌の黒魔術師×1
【魔法 20枚】
魔導加速×2
魔導研究所×3
成金ゴブリン×3
天空の虹彩×2
チキンレース×1
【エクストラ】
撮影時はグリモ・ヒュグロ・ルドラの3種の魔導書を投入していました。
代わりに今入っているのはアブダクター、アストロ、ディゾルヴァーです、たぶん。
3.デッキの回し方
さて、デッキの回し方の解説です。
魔導獣の目標は、除去とパンプを持った強力なマスターケルベロス・妨害効果を持ったキングジャッカルの2体の上級モンスターを場に出して使用することです。
「マスターケルベロスで攻め、キングジャッカルで守る」のをテーマコンセプトにしていると思われます。
そこで初めに紹介したいのが、魔導獣出張セットと言われるマスターケルベロス→キングジャッカルの流れです。
長いのでテキストは載せませんが、要は「手札にマスターケルベロスがある」「PゾーンとEXモンスターゾーンが空いている」というゆるい条件で、
①マスターケルベロスをPスケールにセット、P効果発動。破壊してキングジャッカルをサーチ。
②キングジャッカルをPスケールにセットし、P効果発動。破壊してEXからマスターケルベロスを特殊召喚。
この動きでEXモンスターゾーンにマスターケルベロスが出ます。
そして、すべての魔導獣は、魔法カードが発動するたびに(下級ならば1つ、上級ならば2つ)魔力カウンターを乗せるモンスター効果を持っています。
つまり、この動きを行うことで魔法カードを2回発動しているのが強力なところでもあります。
下級魔導獣の中で、ジャッカルは魔力カウンターを3つ使うことでデッキから好きな魔導獣モンスターを特殊召喚できるため、こちらがあれば先に召喚します。
ジャッカルの効果を発動できれば、マスターケルベロスでもキングジャッカルでも好きな方を呼び出せます。
よって、とりあえず先攻ではジャッカルを使用して、妨害効果を持つキングジャッカルを呼ぶのが目標になります。
オッドアイズ要素は、豊富なサーチ魔法を経由してPスケールを貼ることで、魔法の発動回数を稼ぐのを第一の仕事とします。
スケールを塞いでしまうと魔導獣の効果は発動できなくなってしまいますが、虹彩やエレクトラムといった強力な破壊カードで空けられます。
それぞれの強みは下で個別に解説することにします。
そして今回EXTRA PACK2018から採用したのが、ケンドウ魂 KAI-DENです。
魔導獣たちは、魔力カウンターを乗せるめんどくさい手順を踏むために、モンスター効果に名称ターン1がついていません。よってキングジャッカルは、並べれば並べるほど相手の効果を止められ、P召喚する恩恵を強く受けられます。
しかしスケールが場に残ると魔導獣たちは効果を発動できない、この難点を解決するのがP召喚すると手札に戻るKAI-DENです。スケール9なのでマスターケルベロスをP召喚することもできます。最強ですね。実際はまあまあ事故要因です。
手札に戻ったKAI-DENをそのまま発動することで魔力カウンターを乗せることもできます。
魔法の回数を稼いで場に魔力カウンターを増やした後は、キングジャッカルやガルーダの妨害で相手ターンをしのぎます。彼らを使える魔力カウンターをいかに用意するかが我々プレイヤーの腕の見せどころになります。
オッドアイズの豊富なサーチによって行動の選択肢が多く、また魔導獣のエース2体がわかりやすい強さを持っていることで、目標が明確で、そこに届かせる楽しさを持つことがこのデッキのおもしろさです。
4.カード紹介
投入カードについて軽く紹介していきます。
・ガルーダ
場の魔力カウンター3つを使って、相手が召喚・特殊召喚したモンスターを対象を取らず手札に戻すなかなか強力な手札誘発です。スケールとしてセットすることでサイクロンとしても扱え、相手のバックに触れない上級たちのサポートをすることもあります。
リソース回復に役立つカードです。魔導研究所やマスケロ等でサーチが容易なのでピンで機能します。初手にあるとちょっと困ります。
・オッP
豊富なサーチで手札に加え、スケールにセットすることで魔法の発動回数を稼ぎ、ガルーダを確保する動きが非常に強力です。どうしても動けないときはジャッカルをサーチすることもあります。アークPやKAI-DENがいるためP召喚で場に出ることもあります。主人公エースの名に恥じない大活躍を見せてくれます。
・アークP
サーチ手段に恵まれており、《EMドクロバット・ジョーカー》・《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》・《天空の虹彩》・《螺旋のストライクバースト》・《デュエリスト・アドベント》・《召喚師のスキル》等と多種多様である。
wikiを開いたらこんな記述が目に入って「えぇ…」となるカードです。キングジャッカルをP召喚したり、他のオッドアイズを場に呼ぶことでエクストラを使った展開を行ったりします。
・虹彩
魔法回数を稼いだ上、スケールを空けられるのが魔導獣では強力です。
・アストロ
P召喚こそ苦手な魔導獣ですが、Pらしくパリンパリン割れていくので、こいつは起動します。ツヨォいッ説明不要!!
・マジカルアブダクター
魔力カウンターが乗るスケールです。星4をP召喚するためには必要不可欠です。サーチとしても活躍し、また彼女自身も魔導研究所でサーチできます。
・ペンパラ
魔導獣だけでなく、オッPをサルベできるのが非常に強力です。アドベントでサーチできるのがめちゃめちゃ強いです。
・魔導研究所
2つずつカウンターが乗る、サーチ持ち、名称t1でない、サーチ不可、という六武の門みたいなポジションの永続魔法です。さすがにt1はついていますが…
適当な魔導獣を1回使ってジャッカルをサーチしたり、マスケロ→キンジャだけでガルーダを呼び込んだり、カウンターを場に残すことで魔導獣たちの魔力リソースになったりと、めちゃめちゃ使いやすいカードです。
・魔導加速
ジャッカルやアブダクターに即魔力カウンターを3つ載せる強カードです。事故要因です。
ストレージから1枚しか見つかりませんでしたが、撮影直前にスカルデット目当てでEXFOを1000円分買ったつむりくんが当ててくれました。彼は爆死していましたがぼくは大助かりしました。
・デスアルテマ
最強レベルの除去を行う必殺技カード。マスターケルベロス、ディゾルヴァー、混黒に対応します。P召喚できるのでリクル対象の混黒も入れましたが、まとめて事故要因になっています。
エクストラについて
シンクロンとディゾルヴァーが非常に使いやすいので、そいつらを使って出したいカードを適当に入れています。魔導獣が強いのでエレクトラム以外はあまり使いません。
特に出したかったのがいつかフィニッシャーに使いたいカードNo.1ことマジックテンペスターです。出す気マンマンで召喚口上を考えながらショップを巡りましたが見つからなかったのが心残りです。今は通販で買って投入しています。
ほかの投入候補について
・闇紅の魔導師、黒魔導戦士ブレイカー
このデッキでP召喚しやすい星6で、魔力カウンターを使ってアドが取れます。キングジャッカルとともにノリトをX召喚できます。どこにも売っていなかったので諦めました。
魔導獣組むなら入れろよとoctくんに押しつけられました。弱かったので諦めました。
・獣・魔・導
テキストを見てもいまいち強さが実感できませんでしたが、キングジャッカルが出るかどうかで強さが全然違うので採用できそうです。事故要因な気はしています。
・オッレボ
覇王スタヴェを使っているのでいてもいい気はしますが、魔法の回数が稼げないのとオッドアイズとダブって引くと事故りやすいので抜けました。
・星読み
アストロを先に引ければエレクトラムを出しやすくなるカードです。エレクトラムはこのデッキでも非常に強いので検討しましたが引いちゃうと悲しすぎました。アストロが3積めた頃のPデッキはさぞかし最強だったんだろうなあ。
・一時休戦
タダで魔法の発動回数を稼げるカードです。動画的には相手の手札が増えることで事故が減り、撮影時間が短くなって済みます。一気に攻め込んで勝つデッキなので抜けました。
・ヴェーラー
アブダクターをモンスターゾーンに出した場合のサーチ対象がジャッカル以外にあってもいいのでヴェーラーはありだと思います。
・魔法都市エンディミオン
魔力カウンターといえばこのカードです。事故に目を瞑れば、無限に近いリソースで好き放題できるようになります。ピンでテラフォから持ってくるくらいしてもいいかなと思いましたが、例によってどこにも売ってませんでした。これがないとマジックテンペスターはイマイチ強くないのでセットで入れたいです。
・グリモ・ヒュグロ・ルドラ
ルドラ以外のどちらか1枚を引けば、「魔法を3回発動・1000パンプ・切って2ドロー」を行える3点セットです。2枚引いてしまってもルドラで切れて無駄がないのが素晴らしい。エレクトラムだけではマーカーが心もとないと思い、クロウリーを強く使うために入れました。結果として事故を起こし敗因のひとつとなりましたが…
おわりに
とりあえず言いたいことは、楽しいから魔導獣を組んでくれということです。
難点は魔導獣関連カードのほとんどを収録したEXFOが全然売れておらず、ストレージでカードを探すのにちょっと苦労するということです。F.A.を探すついでに協力してくれたoctくんに感謝したいと思います。
それでは長くなりましたがこのへんで終わりにしたいと思います。冗長な文にここまでお付き合いいただきありがとうございました。ではでは。